小さい世界

人生の半分は 自分の意思で 半分はタイミングで決まるのかもしれない。
それを掴めるかどうかは 動けるか動けないか。
掴まないこともあるけど。
そんなことを毎日考えながら 過ごしています。


待っていて 何かがやってくることなんて ないと思ってた。
出逢いに行ったり しなくちゃ出逢えないと思ってた。


でも お店をして 会いに来てくれる人がたくさんいて
そしたら こんなにたくさんの人が知ってくれてたんだなぁって思って。
信じられないようなことが今でも毎日起きます。
そのひとつひとつを大事に心にしまっていきます。


そしたら
ちゃんと おいしいを作れるような気がするから。
キッチンでしゃがんでしまう日があっても
バタバタと過ごしてしまう日があっても
なるべく いつも通り 穏やかに。


今 片付けをして お店の席に座って 優しいうたをきいています。
そして あったかい気持ち。ほんとうに心から 穏やかです。


外からの刺激が強すぎると思ってた。
自分の良いを どうして外に出せないんだろうってずっと思ってた。



ここには 小さい世界がある。
とてもとても小さい世界。
小さいけれど 大事なものばかり。
わたしはこれで今はいいんだって思います。


この食堂でだれかとだれかが繋がっていくことを毎日見てる。
もぉ それだけで奇跡なんじゃないかとさえ思う。


わたしは ごはんを作ればいい。
たくさんのエネルギーを注いで作ればいい。


人生はとてもシンプル。
いるかいらないか
進むか止まるか
決断するのは自分自身。
だれにも なんにも言われる筋合いはないし それがほんとうに正しいと思った答えなら だれにも止められない。



ほんの少しの持ち物だけで 大丈夫。



なんだろう。なんか泣きそうだ。