そよ風

ドラえもんの切手を見つけたので
甥っ子にはじめてお手紙を書いた。
足がパンパンすぎて 痛い足にばかり気がいく。



今日は 早仕舞いします。
ごめんなさい。
自分に甘い一日を過ごしてしまった。




そんな日は 些細な会話に傷ついたりしてしまって いつもならやり過ごせるのに うまく笑えない。
どうにか 気を紛らわせようと するけど なんだか うまくいかない。
なんだかなぁ。
心が敏感すぎる。


二階の夕方が最高に気持ち良い季節だ。
その時間に二階に上がって 足を伸ばす。
外からは そよそよと風が入って
魚屋さんの活気のいい声や この町に住む人の何気無い会話が聞こえる。
一年たって 円町がとても大切な場所になった。



月に何度も来てくれる人や
思い出して訪れてくれる人
遠くからわざわざ食べに来てくれる人
ここへ来てくれる人が すこしでも心穏やかな時間を過ごせていますように。



なにもかもうまくいってるように見えることだってあるだろう。
悔しいけれど 。




souffleはそよ風という意味もあるんだって。