ゆめ色クッキング


小学2年生の時 兄の同級生のあっこちゃんと初めてお菓子作りをした。
たぶん ホットケーキを作ったと思う。
それからケーキ クッキー ゼリー クレープ・・・たくさん作った。初めて自分で選んで買ってもらった本は ひとりでできるもん だった。
ある日 ピザを作るとあっこちゃんが言った。初めてのパン作り。
粉を量って 材料を入れ捏ねる 力いっぱい。丸くまるめて置く。そうパンを作るのは時間がかかる 待っている間に寝てしまい起こされた時には ボールの中で膨らんでいた。生地を伸ばし トマトソース たまねぎ ピーマン サラミ コーン チーズ をのせてオーブンの中へ。
おいしくなーれ うまくできる魔法 二人のおまじないを唱えて。今でも ここぞという時には唱えてしまう。
じっとオーブンを見ていたら 白い生地がふっくら膨らむ。わーってなった。感動した。
それまで 保母さんだった夢が一気にパン屋になった。

久しぶりに小学生の私のバイブル本だったゆめ色クッキングを読破した。小学生の私はせりかになりたかった。
この気持ちを忘れないでいよう。

最近急に走りたくなるので走る 走るといってもマラソンではなくダッシュがしたくなる。でも走る事が嫌いな私は10分と持たない。なのですぐ止めて歩いて帰って来るのだけど その行為がむなしい。

迷いがあるのか本がなかなか読めない。

のに また買った。

ショートカット (河出文庫)

ショートカット (河出文庫)

ペン

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FINE DAYS/本多孝好