souffleケータリングとイベントのスタッフ募集します。

募集の方は締め切らせていただきました。たくさんのご連絡ありがとうございました。


こんにちは。

毎日バタバタと通り過ぎていくものを見送ってる感がすごいです。

年々ありがたいことにお仕事が増えてきました。(時期によって忙しい時とそうで無い時もあります。)

いつもは 知り合いの方に頼んでいたのですが
継続的に手伝ってくれる方を一名募集してみようと思います。



条件
・食堂souffleを好きでいてくれる方
・社会経験のある方
・健康な方
・体力に自信のある方
・調理経験のある方(野菜を洗う 切る 剥くといった基本的な作業ができる方)
・自動車の運転ができる方(こちらに限っては必須ではありません。)


将来お店がしたい方 
ケータリングやイベントなどの出店に興味のある方にとっては 刺激的な現場だと思います。
イベントやケータリング時のみのお願いになりますので
基本的に 土日祝日がお休みの方 お待ちしています。

まずはメールにて お問い合わせください。
後日連絡いたしますので 直接お会いしてお話を伺いたいと思っています。
mail/   info○souffle-shokudo.com
(○を@に変更してください)

食堂souffle 田中沙由理



導かれるように 川西へ。
ななつきぐもの朗読はいつだって 不器用で でも 心の奥までじんじんさせてくれる。
1日が永遠に続くような日だった。8年ぐらい前のこととか思い出したりして。
ちゃんとひとつひとつに首を傾げながら歩んできたんだなぁ。
今日そこにいた人は たぶん意図して会わなくても 一生会える気がした。
それでいいと思った。
ななこちゃんのアトリエは坂をとても細い道をぐんぐん進んで 汗びっしゃりかいた。
気持ちよくて そして やり方なんてないと思った。



大切なお知らせ

まずは お店の営業を突然お休みしてしまって申し訳ありませんでした。
こんなことを説明する意味があるのか ずっと悩んでいましたが
いつも来てくれるお客様が とても心配しているという メールを送ってくださるので 意味があるのかないのか 余計に心配させてしまうのかいろいろ考えるところはありますが
素直に話してみたいと思います。


ずっと1人で(そんな中でもたくさんの人に助けてもらいながら)3年間がんばってきました。
毎日ドラマがあり良いことも悪いこともあって
自分のことは少し諦めて いろんなことすり減らしながら 過ごしていたような気がします。

どれも一生懸命に手を抜けず 体も心もクタクタでした。


自分がうまくいかないことで 近くにいる人を傷つけ 心配させて もぉ何のためにお店をしているのかわからなくなってしまいました。

お料理は大好きです。
だからこそ 探る毎日でした。

話を聞いてもらいながらも やっぱりどこか わかってもらえないと思ってしまったり 自分の殻に閉じこもってしまいました。

お店を休んでみようと思ってからは 天気の良い日に洗濯物やお布団を干して お散歩して 喫茶店にいったり 友達とごはんを食べたり いつもできなかった普通のことを楽しんでいました。

大好きな友達の結婚パーティーのケータリングをさせてもらって その時に 司会の方が撮った写真をくれたのですが どアップで 笑っている自分がいて それを見たとき こんなに笑えるなら お店をまたできるかもと思いました。

今までのように たくさん開けることはできないと思いますが
また ゆっくりしに来て頂けたら嬉しいです。

わたしは元気ですので 心配ご無用です。

いつも来てくださっていたお客さまやせっかく来たのに開いてなくてガッカリさせてしまったたくさんのお客さま
本当に申し訳ありませんでした。


6月の営業予定はHPのスケジュールにupしています。

http://souffle-shokudo.com

ゆっくり営業ですが 見守って頂けると嬉しいです。

食堂souffle 田中沙由理

自分が
 自分が
 そう思って生きて来た
 自分のことばかり考えて
 自分の都合を押しつけて
 何かをしてあげようと思い
 してあげることに夢中になり
 相手の話はよく聞かず
 一を聴いて十を知った気になり
 何かが上手くいかないと
 外側に理由を探し
 苦しいのは自分だけだと感じ
 持っているものの有り難みをわかろうとせず
 ないものばかりの数を数えて
 ああしようこうしようと計算し
 思い通りにならないと
 腹を立てて苦しみ
 苦しいことも全部人のせいにして
 誰かが自分を幸せにしてくれると思い
 叶わぬと嘆いて
 手に入らぬものは あれはすっぱい葡萄だといい
 手に入れたものは たいしたものではないと満足が出来ず
 そういう自分をどうにかできると思い
 自分ではないものに憧れて
 自分が
 自分がと
 自分のことばかりしゃべってきた
 自分のことばかり考えていると
 だんだん苦しくなってどうしようもなくなって
 心が破れそうになった
 そんな時
 初女さんは
 そっと教えてくれました
 言葉を超えてね
 言葉を超えるってどういうことかな
 と思った
 ずっと分からなかった
 言葉はいつもここにある
 私を満たしている
 私は考えで一杯
 でも初女さんの隣にいる時
 しんとする
 初女さんはとても静か
 ああ、なんて静かで深いんだろう
 深い森の中の湖のよう
 ほんとうは静かになりたい
 求めているのは静けさなのに
 心はいつも波だっている
 この静けさに、触れたい
 何も話さなくていい
 ただじっと、この沈黙の中にいたい
 沈黙の中にある 無音に耳を澄ます
 こんなに豊かな静寂が
 言葉と言葉の間に満ちている
 すると、はるか遠くから
 私を呼ぶ声がする
 呼ばれた時
 やっと私はここにいると気づいた
 呼ばれている
 空の果てから美しい鐘の音に
 なんだ、私はあの音に
 ずっと呼ばれていたんだ
 
田口ランディ「いのちのエール 初女おかあさんから娘たちへ」
中央公論新 社)より

今は なににでも ありがとうの気持ちです。


お店を休んでしまったことや いろんなものを無くしたことも
あの時のわたしには 必要で
だから 最初から また始めます。

いろんな人がいろんなことを言うけれど 好きなものは好きだし できないことはできない。
それを止めたり無くしたりすることは わたしのことを否定するだけでわたしにとって何も無くなるということだから。